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冷えにご用心
こんにちは、院長の山田です!
相当暑い日が続いていますが、皆さん体調は大丈夫ですか??
クーラーを浴びすぎたり、冷たいものを食べすぎたりして体を冷やしてしまいがちになる日々ですが、あまりにも続くと頭痛、胃痛、腰痛、腹痛、腹痛、足がつる、むくみ、睡眠障害・・・等の異変が出てきます。
一般的には冷えによる自律神経の乱れが大きな原因になってきます。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれますが、特に体温を上げるには副交感神経が重要になってきます。
クーラーで冷えると交感神経が活発になって温度差が大幅に起こってしまいます。
出来るだけ冷やさないようにするために靴下をはいたり、ツボを押したり、食生活改善や暖かい飲み物を飲んだり、運動したり様々な対策があります。
そのなかでも今回紹介するのは「AVA血管」の存在です。
皮膚が寒さを感じると真っ先に収縮して体温調節をしてくれる特別な血管(動静脈ふん合)のことですが、手は手のひら側にあって、足では足裏と指、顔では耳、まぶた、鼻、唇と皮膚の薄い末梢に多く存在します。皮膚表面から約1mmと毛細血管より少し深いところに1平方センチ当たり100~600個あり、拡張したときの直径は毛細血管の約10倍にもなります。一方で、完全に閉じると血流量はゼロになります。AVAは体温調節が仕事で、拡張して胴体部分から、熱を奪われやすい末端部分へ熱を運ぶことができるように、末端に多く存在しています。快適な温度より暑ければ開き、寒ければ閉じて、私たちが意識しないところで微妙な感覚を感じ取り、体温を緻密にコントロールしてくれています。
特に首や手のひらを冷やさないように、クーラーで冷えそうであれば首にタオルなどを巻くか、手は手袋などカバーしてあげるのもおすすめです。夏場に行うのは難しいとは思いますが、出来るだけ冷やさないようにして血液の循環を良くしてあげると効果は抜群です。
個人差はありますけど、もちろん水分補給も行いながら暑い日を乗り越えていきましょう!
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